大町町では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるように、高齢者等の行方不明の防止、早期発見などを目的とした地域の見守り体制整備に取り組んでいます。
大町町徘徊高齢者等見守り登録事業
事業の内容
認知症などで徘徊行動のおそれのある高齢者等の情報をあらかじめ登録し、関係機関等が情報を共有することにより行方不明となることを防止したり、また、行方が分からなくなった時には、登録された情報をもとに捜索協力を行い、早期発見につなげるものです。
登録の対象者
大町町内に居住する者で、次のいずれかに該当する者
(1)在宅で生活をしている65歳以上の者で、認知症等により徘徊の恐れのある者
(2)在宅で生活をしている40歳から64歳以下の若年性認知症と診断を受けた者で、徘徊の恐れのある者
大町町認知症高齢者等個人賠償責任保険事業
事業の内容
認知症の人が他人にケガをさせたり、他人の財物を壊したりしたこと等により、法律上の損害賠償責任を負う場合に備えて、認知症の人を被保険者とする個人賠償責任保険に大町町が保険契約者として加入するものです。なお、保険料は全額を町が負担します。
保険加入の対象者
以下のすべてを満たす者
(1)『大町町徘徊高齢者等見守り登録事業』に登録している者
(2)要介護認定における主治医の意見書又は要介護認定調査員の調査結果、並びに医師の診断書において、認知症高齢者の日常生活自立度が(2)a以上の者(申請後に町で確認します)
※医師の診断書が必要な場合、診断書作成に要する費用は自己負担となります。
(3)他に同様の保険に加入していない者
補償内容
1事故あたり 最大1億円
※示談交渉サービス付き(被保険者に代わって保険会社が示談交渉を行うもの)